昨日から熱弁しております、転職のススメについて、今日も朝から書き進めております。
自分でもびっくりしたこのアルバイトの数々。続いていないのかなんなのか忘れていますが、当時はアルバイトなぞ、そこまで長く続けるようなものではなかったのかもしれません。だって正社員が普通の世の中だったし。
短大時代はここで挙げたバイトの他に、選挙の電話、コンパニオンなども単発で経験しました。
目指せキャリアアップ!転職のススメ 長いビジョンでスキルを磨く
ここでひとつ、申し上げておかないといけないのが、転職するときの注意点です。
これは、齢50を過ぎ、ちょっと濃いめの人生を送ってきた今だからこそ!分かること。これを是非お伝えしておかねば、なのです。
当たり前のこと、なんです。賢い方はわかっていらっしゃることです。
それは、遠い先のボンヤリしたビジョンを持つ こと。
すごーく漠然としたものでいいんです。自由に働きたいな、とか、海外で暮らしたいな、とか。大きな会社の重役になりたいな、でもオッケー。そうすることで、見えてくるものが全く変わってきます。脳が勝手にその情報にピントを合わせてくれるんです。
それをしてこなかった私の、行き当たりばったりな転職歴の続きをお読みくださいませ(笑)
あ!大手企業にお勤めで、年収500万はあるよ!という方には関係のないお話だと思いますので。念のため。日本人の6割に当たる、年収400万円以下の、広い範囲での貧困層の方へ向けて書いております。
華麗なる職歴 結婚生活編
21歳と9ヶ月で私、結婚してしまいました。学部の友達はまだ4年生。しっかりと勉強している頃です。なんでこんなに生き急いでいたんでしょうね〜(汗)あの頃やっておけば・・・ってこと、いっぱいありますが、今更どうしようもないので、今からやります、コレ本気で言ってます♪
エントリーナンバー9 7の続きのピアノ講師、個人事業主未満
で。まずは専業主婦・・・のような、嫁ぎ先の同居宅でピアノ教室を始めました。それと週に1回、30Kmほど離れたところに訪問レッスン。これで、週20時間のパートさんくらいの収入がありましたね。
ピアノ講師というのは、自分でやれば割のいい仕事で(元手はスーパーかかってますが)、時給換算すると2500円以上が相場です。ただ、これで生活しようと思うと、50人は生徒さんに来ていただかないといけないので、環境と人脈、タイミングなど、かなり運の部分、それから営業力が必要となります。
私のように、外で働くことに抵抗がない人は、そこまで努力できません(汗)
まぁ、転勤族に嫁いだ時点でアウトですよね。ここでまず人生のビジョンを何も描いてなかったことが分かります・・・・・・・・・
エントリーナンバー10 楽器店所属大正琴講師
なぜか専業主婦にもなれず、手に職があるにもかかわらず転職活動(増職?)は続きます。
結婚後3年半で2回の転居をし、今住んでいる地域にやって来ました。住居は5階建ての団地。とてもピアノは置けません。電子ピアノがこっそり置けただけです。
でも、独身時代に所属していた楽器店にもほど近いので、当時流行っていて昼間できる職業として、大正琴講師を始めました。始めたと言っても最初は資格を取っていかないといけないので、ぶっちゃけ出費だけでしたね。
大正琴などシステム化された音楽業界は、月謝と会費、受験料、その他諸々がかかり、なかなか収入が支出を上回ることが難しいです。生徒さんがたくさんできるまで続けていければ、そこからは収入になって来ますが、後から入るとなかなか難しいものがあります。
でも、この仕事は約5年くらい続けたので、お年寄りへの指導の仕方、昭和初期や大正時代の流行歌にも詳しくなり、おそらくこの経験は、これから先のセレモニー演奏職にかなりのプラスになると確信を持っています。
エントリーナンバー11 大手ファミリーレストランのウェイトレス
上の2人の子供が少し大きくなり、外で働きたい、と考えた私は、保育園に応募し、大手ファミリーレストランでレストランホールスタッフのアルバイトを始めることにしました。週4日×6時間30分、扶養の範囲内です。大正琴講師とは同時進行ですね(大正琴は経費を抜くとマイナス)。
以前勤めた喫茶店とは違い、こちらは一部上場企業。指導もしっかりしており、とてもたくさんのことを教えていただきました。声かけや笑顔、電話対応など、主には接客の基本でしょうか。
店長が厳しかっただけ、という説もありますが、その店長さんとは今でも友達なので、悪口ではありません(笑)
他に得られたことは、接客業として必要な、お客様の立場を考えた席の決め方、複数人で同じ仕事をしていく上での気配りなどが上げられます。
こちらでの経験は後に5年勤めた、大手レストランでの仕事に役立っていきます。
エントリーナンバー12 ゴルフ場のキャディ
タイトルを見て『えっ!!?』と思われた方も多いでしょうね、そうです。キャディもやりました♪
これがねぇ。意外にも、とっても楽しかったですよ!雨とか雷とか怖いけど。
基本的にゴルフ場は、接待を含め、遊びに来られているお客様ばかりなので、さほどイライラされていません。環境もゆったりしているので、気持ちもおおらかになるのでしょう。
前職のファミレスウェイトレスは、ランチなどは特に時間との戦いなので、とてもスピードが必要です。それに、例えば単価350円のコーヒーでも、笑顔、温度、スピード、清潔・・・などなどが求められます。ちょっとやってらんねーのブラックtontonが現れます。
そんなことを経験した後のキャディ、というお仕事、個人的には楽しかったです。
残念ながら1年で末娘の妊娠が発覚したので、後ろ髪を引かれながらの退職でしたが、そうでなければ長く続けていたと思います。
こちらも掛け持ちバイトで勤務していました。勤務日数としては、保育園の空いている土曜日と、平日1〜2日くらいだけ、月に8日程度入っていたと記憶しています。日給制で8,000円〜10,000円位/回と単価がいいので、サイドビジネスとして結構いい感じでした。
運動にもなりますし、きちんと研修を受けるので、ルールもよく分かるようになります。こちらで役に立ったのはお水商売、ホステスさんの経験です。トークと笑顔はどこに行っても、何をやっても強力なスキルとなります。
身につけておいて絶対にプラスになるスキルは、トークと笑顔!!
おばちゃんも多い職場(今もかな?)だから、この先運動も兼ねてバイトの候補に上げておこう♪
エントリーナンバー13 某大手出版会社の出荷業務
数ある職歴の中でいちばん私に向いてなかったお仕事。
それが工場勤め!大手出版会社で通信教育の○○ジロウ関連商品を発送する、発送センターでのお仕事。
ベルトコンベヤーに合わせて人間が働く仕事。正直、頭はほとんど使いません。時給もそんなに悪くはありません。自己申告制で出勤できるから掛け持ちには最適です。
いや〜無理でした・・・工場の勤務システムが合わない!!
でも、経験したことに無駄はない、と考える、スーパー前向き人間として、その中でプラスになったことは。
郵便番号。配送センターなので郵便番号ごとに仕分けをしますね。日本郵便の配送センターがすぐお隣にありまして、コンテナで送り出すので間違ってはいけません。
その作業の中で、全国の郵便番号と地域を、ほんの少しではありますが覚えていました。当時は。さすがに20年も前なので、今では薄ボンヤリですけど。
配達関係の方はここの記憶がすごいんでしょうね。膨大な書類を仕分けするとか、資料作成とかで役に立つのではないでしょうか。
企業で働いた経験を自分のスキルにすることが大切
ここまで、12歳〜29歳までの17年で13個のアルバイト&本職。いや、長く続かないだけじゃん!と言われれば、チーン!ですが、良い経験にはなったと思います。
これらの経験があるからこそ、3人連れて無職で離婚、っていうのにも抵抗がなかったのかもしれませんね。
正直、これ書いてて、『あ〜やっぱりなんとでもなるわ』って思っている自分がいます。
今では、履歴書に書いても立派な事務スキルも身につきましたし、接客業も通算7年の経験がある。
給料の上がらない、企業の1コマとして長く働くのが良いのか、多少リスクはありますが、目標に向かって時間をかけて自分のスキルを上げていくのか。
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
この後、無職で離婚を決定、時給650円のアルバイトからスタートし、念願の中古住宅を購入、人生の大きな目標であった、娘を関東の音大に通わせる!ところまで行き着いた職歴を書いていきます。