【体験談】シングルマザーがキャリアアップするには!?独身時代に働いた8つの職種

先日トヨタが発表した、終身雇用制の崩壊。いや、今更かい、って思ってしまいましたが、これからますます個人の時代へと突入していきます。

そこで。数々の職歴で得られたことを中心に、私個人の持論を展開していきます。職歴多すぎて、3回に分けて書いていきます。お付き合いよろしくお願いします。

今現在もトリプルワーク、趣味のジャズピアノ、サックスで時々ステージあり、の私、出勤前にこれを書いていますが・・・終わらないな・・・

梅雨入りしたばかりの岡山県、朝日が眩しいです(笑)

朝日と田圃
朝日

タイトルにもあるように、私は12歳、中学になったその日から勤労少女でした。同時にそれは、お小遣い終了のゴングが鳴ったタイミングでもあります。

お小遣いどころか、洋服、文房具、本なども自分で買っていました。親が出してくれていたのは学費・参考書などの類いだけ。短大時代の仕送りも、下宿代を含む6万円だけだったし。

思えばあの頃からお金事情は崖っぷちだったんだな〜。40年貧乏やってるとそんな感覚ないけど(笑)

転職のススメ 17個のお仕事(アルバイト含)

私が独身の頃はバブル期の終わり頃で、世の中は今よりもずいぶん華やかでした。

ファッションも色とりどり、ボディコン・ワンレンっていうのも流行っていたけれど、ロックン・ロールテイストにマリンルックやパステルカラー。逆にモノトーンも。

浮かれていたというよりも、子供心には華やかな時代だったなぁ〜、というイメージです。

カラフル卵

そんなシャボン玉キラキラな時代がパンッ!!て弾けて、みなさんご存知の通り、日本は暗〜い時代に突入しました。苦難の幕開けです。

頑張っても頑張っても、いっくら頑張っても豊かになれない!!使い捨て。

てんめ、ふっざけんな!!  ってね〜。

企業になんて尽くすもんじゃないです!会社は自分のスキルアップの為に貢献してくれる場所!ということを力説していきます。

華麗なる職歴 中学〜高校編

エントリーナンバー1 新聞配達員

お仕事初め、中学1年生、勤労人生の始まりは

新聞配達員

これです。いや〜朝起きるの苦手なんだよ!!なのに何故!!?

どういった流れでそうなったのかは知らないけれど、その3年くらい前から、歳の離れた姉と兄が新聞配達をしていて、高校卒業と同時にスライド方式で、妹である私に降ってきたんですよね。本人の意志は関係なく。母にお小遣いはないよ!と脅されて(泣)

そうして始まった勤労。毎朝自宅に新聞が届くんです。朝4時ごろ。ど〜ん!と。家だしお休みはない。年間休日10日くらい。風邪でも怪我してても、お休みはなし。チョーブラックじゃん。雇用形態が不明だからなんとも言えんけど。

2社やってて、合計100部?多分そのくらいの部数。大昔すぎて覚えてないけど。小さい集落なので50世帯くらい?直径約1キロ。だいたい1〜2時間かかります。

これを中学入学から高校卒業までの6年間!雨の日も雪の日も、台風の日もお正月も!!やってました。お友達の家に外泊って憧れたなぁ・・・

この経験は、後々採用面接で役に立ちました。だって、根性ありそうでしょ?

新聞配達
新聞配達

エントリーナンバー2 短期バイト・市場のお花屋さん

お次のアルバイトは花卉卸売業者。

無事に地元の普通科高校を卒業して、短大に入るまで、春休みの1ヶ月間。クラスメイトと一緒に、市場内にある花卉販売の業者さんで出荷のアルバイトをしました。

簡単に言うと、市場で花束を作るお仕事 です。

市場で花束?あの、よくあるじゃないですか、スーパーで498円とか298円とかで売ってる、透明セロファンに包まれた花束。あれですよ。あれを作っていました。3月なので主にお彼岸用だったんでしょうね。菊、そして菊。たまにかすみ草にカーネーション、ガーベラ、ストック。とか。

楽しかったですね〜!新聞配達と違って、友達とおしゃべりしながらの勤労。バスで通勤するのもワクワクしました。中学・高校と自転車通学だったし。

お花を包むの、上手になりましたよ(笑)お花の名前も詳しくなりましたよ。市場ですからすごい量です。ダンボールに入ってパレットに乗っかってリフトで運ばれてきます。包んでも包んでも終わりません。8時間やってました。週4日くらいだったかな〜??

田舎もんはそんな風に、スーパーマーケットでお花が売られているのを知らなかったので、その商品がどのように売られているのかを知ったのは、ずいぶん先のことです。

このお仕事は、お花の水揚げなど、お花の扱いができる、という面で後々の仕事で役に立ちました。

花屋

華麗なる職歴 短大時代

エントリーナンバー3 総菜店

4月になり、短大に入学、念願の一人暮らしが始まります。ド田舎の音大だったので女子大生ってイメージではないですが、それなりにバブってました(笑)時代ですね。

学校生活にも慣れた5月ごろから、総菜店でアルバイトを開始しました。同級生の中では早かったですね。何せ仕送りが下宿代含めて6万円。働くしかありません。

ここにはどのくらい行ったんだろう?夏休み前まで?よく覚えていないけど、夏休みには別のアルバイトをしていた記憶があるので、おそらく3ヶ月も行っていないと思います。

ここではコロッケの揚げ方とかを教えてもらいました。油鍋に沿って指を油に浸かるくらい入れていくやり方。意外と熱くないんですね。ハネないので危険ではないです。

あとはお掃除の仕方とか?おばちゃん達に家事を習っていた感じですかね?

エントリーナンバー4 喫茶店のウェイトレス

私の人生の中で比較的存在感の高いお仕事、接客業。そのスタートとなったのが、夏休みに始めた喫茶店のウェイトレス。こちらは下宿の4年生からの紹介、というか引き継ぎでアルバイトをすることになりました。

喫茶店?レストラン?小さい個人経営のお店で下が、お料理の美味しくて、賄いが付いてて、時代の色ですね、タクシーチケット使って通勤して、というなんともバブリーなアルバイト。

ここではアイスコーヒー・アイスティの作り方を教えてもらいました。あと、接客が自分に合っている、ということを気づかせてくれた、大きなきっかけをいただいた気がします。

ウェイトレス
ウェイトレス

エントリーナンバー5 福引コーナーのおねえさん

短大時代は3つのアルバイトを組み合わせてやっていた、ような記憶があります。

喫茶店のアルバイトと掛け持ちしていたのが、ショッピングセンターの福引担当。確か週末だけやっていて、日曜日だけ終日カランカラン鐘を鳴らしていました。

ここは1年半くらい通ったかな?

内容も簡単だし、取り立てて得られるものはなかったですが、当選者の地区名とお名前を掲示するので、その周辺の地名がよく分かるようになりました。

この、地名が分かる、というのは、今のお仕事の配送や顧客管理で、少しだけ役に立っています。

エントリーナンバー6 バーのホステスさん

お次はスナックでの接客、ホステスさん。

これは、卒業してピアノ講師をしていく為には車の免許が必須!!という状態になった時、誰もお金を出してくれなかったので、必要に迫られてやっていた季節労働者です。

当時でも20万円くらいは必要だった教習所代。これを数ヶ月で貯めるにはコレしかない!

そんなきっかけで始めたお水バイト。ママさんがしっかりされた方だったのと、キッチンのお母さんが良い人で、いろんなことを教えていただきました。

アイスピックでブロックアイスを割ったり、盛塩したり、そうめんひとつ取っても綺麗な盛り付けをしたり。

お客さんと話す話題作りとか、諸々。

ここで教わったことは、ワンランク上のおもてなし、といったところでしょうか。マドラーの使い方とか、氷の利用法とか、一般家庭では必要ではないけれど、ちょっとしたおもてなしでは十分役に立つことばかりです。

ホステスさんって、下に見る人も多いですが、すごく大変なお仕事ですよ〜。

バーボン
ウィスキーロック

華麗なる職歴 社会人独身編

やっと20歳になった!え?ここ迄で6個? そんなにやったかな?

エントリーナンバー7 楽器店所属ピアノ講師

短大卒業と同時に始めたのが、ピアノの先生のお仕事です。これがまぁいわゆる、本職ですね。

実家の方の小さな楽器店に所属して、何人かの生徒さんを紹介していただき、車でご自宅に教えに行きます。田舎だし新人だし、家から家へが遠い!30分はありました。

都会の楽器店で生徒さんが来る、というスタイルではないのでそんなに沢山は指導していませんでしたが、それでも15人くらいはいらっしゃったのかな?

若さもあり、色々工夫して指導していた気がします。イメージをつかんでもらう為に物語を書いてもらったり。絵も書いたかな? 楽しかったですね。子供達は可愛いし。

この楽器店でのお仕事は、短大卒業後、1年半で結婚するまでの短い間となりました。あのまま独身だったら色々人生変わっていただろうな〜(遠い目・・・・)

エントリーナンバー8 眼鏡&貴金属店員

独身最後のお仕事は!!眼鏡&貴金属店の店員さん。

え?ピアノ講師は?と思われました?これはピアノ講師と掛け持ちバイトです。

ピアノのお仕事は、基本的に夕方スタートなので日中が空いています。なのでアルバイトができるんですよ。っていうか、楽器店講師はリベートでお給料が半分近くに減っちゃいますので、余程生徒さんの数が多くなければ、アルバイトしないとやっていけません。

そこで始めたのが、眼鏡&貴金属店の店員さん。

こちらで身についたのが、腕時計の電池交換・ベルト交換。そうそう使う技ではないですが、親の腕時計の長さの調節とか、何気に日常で便利だったことがあります。

腕時計
腕時計

ダブル、トリプルワークはスケジュール管理に役立つ!?

スケジュール帳

ここまで、中学〜21歳までのアルバイト、職歴を振り返ってみましたが、やはり無駄になったものはほとんどないですね。

掛け持ちも長くやっていたので、ダブル、トリプルと、多重タスクへの免疫も強いですし、スケジュール管理には自信があります。これは自分のことだけでなく、会社・サークル・イベント運営などでも役に立っています。これは、全体を把握するという意味で、管理職では必要な能力ですね。

ひとつでも大変!と思われるかもしれませんが、やってみれば割とできるもんです(笑)若干目が回りますけど。人脈も増えますし。人とのご縁は貴重な財産となりますからね!

出会いは財産です。決して無下にしてはいけません。どんなに時間が経っても、いつか貴方にチャンスをもたらしてくれるかもしれません。

あ、ちなみに、今もわたくし、トリプルワークです♪ 中学時代からの友人にもビジネス仲間がいます。ありがたいことですよ!!

と、ここまでにしておいて・・・次からは結婚後の転職を振り返ってみますね。いろんなお仕事、出てきます♡

全く仕事をしていない年月、って、何年あるんだろう・・・私・・・???

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