さて。いよいよ。このブログのメインカテゴリ。子供達の成長について書いていきます。当時の出来事や感じていたと思われることを思い出していきたいと思います。
長男 1990年6月23日午前4時30分出生
長男が生まれたのは深夜。丑の刻に破水、その2時間後寅の刻に産声を上げました。新月の夜で漆黒の闇・・・という感じだったのを覚えています。
彼が生まれたころは過疎化の進んだ岡山県北部の村(隣の家まで50mほど、小学校は6学年で30人位)元旦那の実家にご両親と一緒に住んでいました。同居ってやつですね。あまり楽しい思い出はありません。まだ21歳で嫁いだので生意気盛り。今考えるととにかく無謀。まさに結婚理由は勢いです。
言い訳をしておきますが、勢いがあったのは本人たちではなく親!!
勝手に盛り上がった舅が私の実家に挨拶に行き、意気投合(というか一人で盛り上がってた気がする)してしまう・・・という信じられない経緯で結婚の日取りが決まってしまいました。本人達は貯金もないので3年後くらいを考えていたのですが。
でも、たぶん。これがなかったら結婚していない=子供たちは生まれていない気がする~(笑)ので、これも神様の思し召し?だったのでしょうね(+_+)
これが、これから始まる苦行への入り口・・・今初めて気付いたこと・・・
で。長男は3140グラムで元気に生まれました。妊娠初期には悪阻(つわり)に苦しめられ、妊娠発覚前の10月末頃より嗅覚が敏感になり、11月中旬には食べ物を受け付けなくなり、12月に入るころには体重が7キロ減っていました。果物は食べられていたのが水も受け付けなくなり、定期健診に行ったその場で入院となりました。
500mLの点滴を1日2回。血管の細い私の腕は真っ黒になり、最後の方は射すところがなくなり手の甲に太い針を射されていましたが、体力の回復は早く、クリスマスの前日には退院することができました。
その退院した日に姑さんから言われた言葉は今でも忘れていませんが(怒)こんな姑にならないようにしなければ!と心に誓っています(^O^);
それからの彼はすくすくと栄養たっぷりのお腹の中で成長し、当時飼っていたポチという名の猫とはお腹の中にいた頃から仲良しで、ポチはいつもお腹のそばで寝ていて、ポチが鳴くと長男が動いていました♡
そして誕生。予定日の1ヶ月前には子宮口が開き始めており、2週間前には3cmも開いていて歩くととても痛かったのですが、お腹の中が居心地が良かったのか、その後の人生を憂いていたのか、予定日よりも1週間遅く生まれてきました。
6月下旬の岡山県北部は蛍が見える季節で、家から100mほどの川でもとてもたくさんの蛍を見ることができました。破裂寸前のお腹を抱えて、ポチと元旦那と歩く初夏の夕暮れはとても穏やかで、隣の鎮守の森の大木にはトトロがいて見守ってくれているような・・・そんな幸せな時間でした。
書きながら思います。長男の人生は、この先3年後くらいまでが穏やかな時間だったのだなぁ・・・と。
次は3歳までのこと、見え始めた発達障害の兆しについて書いていきます。